【逆行物】[u]-εγλ 0002 人は自らを人生へと投げ込む - 1/2

 

セフィロスがいよいよ地下の扉へと手をかけるのを、ヴィンセントは背後から見守っていた。
とうとうここまで来てしまった。いくつか細工はしておいたものの、やはりそんなもので彼を止めるには至らなかった。
当然だろう。セフィロスを突き動かしているのは、他ならぬ自身の出生の秘密だ。
否定したいがために知らなければならない。その考え自体はおそらく間違っていない。だが『深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている』のだ。そうして”以前”のセフィロスは引きずり込まれ、塗り替えられてしまった。そうして屋敷から出てきたセフィロスの精神性は、もはやヒトではなかった。

重そうな扉は、しかし思いのほかすんなりと開いた。気圧差で吹き込んだ風が、新たな黴と埃の匂いを巻き起こす。
地下ゆえに窓もない暗い部屋は、足元に点在する小さな非常灯に照らされ、かろうじて家具の形だけが見てとれた。
まず目を惹くのは棚の多さだ。あらゆる壁を埋め尽くすだけでは飽き足らず、迷路の壁のように並べられ、いくつもの袋小路を作り上げている。
部屋の中央には人間が二人は寝られそうなほど大きな施術台。その上を照らしていたとおぼしき巨大な無影灯や、奥にぼんやりと見える旧式の魔晄ポッドは、ここが確かに生物実験を伴う研究施設であったことを示していた。
顔を強張らせたセフィロスが、息を呑んで足を踏み出す。

「もしかして、電気が生きてるのか?」

非常灯を見たザックスがそう言ってスイッチを探し始めた。首尾よく見つけだしたものの、天井灯は複数個の電球が組み合わさったうちの一つしか点かず、部屋は薄暗い。
期待外れの成果に落胆を隠せないまま、ザックスは背後のヴィンセントを気遣った。

「なんだよもー。俺らは夜目利くんだけどヴィンセント、見える? 大丈夫か?」
「明かりを持ってくれば良かったな。こんなことになるとは」

ヴィンセントは眉を顰めながらしれっとそう答えた。実のところ照明を壊しておいたのはヴィンセントだ。他の機材やポッドにも細工をしてほとんど使えないようにしてある。起こりうる経年劣化のせいだと思われるように。
ヴィンセントとは違い、ソルジャーゆえにかなり夜目が効くらしい二人は、興味深げに室内を見回している。

「確かに研究施設……っぽいけど」
「……”後ろ暗いところがあります”と自ら白状しているような雰囲気なのはわかる」

気まずげに言ったザックスに続いて、ここまでの道中をちらりと振り返ったヴィンセントはそう皮肉った。
何も知らない”ヴィンセント・ロックハート”から見れば、こんなものはまさに『事実は小説よりも奇なり』だ。古典ホラー小説のような世界へ自ら踏み込もうとする友人たちを止めるべく、考えを巡らせる場面に違いない。
セフィロスは後の二人のことなど気にも留めず、埃を巻き上げながら部屋中を歩き回っている。見上げた棚に納まっているのはどうやら分厚い専門書のようだった。だが、一棚ごっそりと空いた部分も多い。
背表紙を見つめて難しい顔をしているセフィロスに、ヴィンセントが声をかける。

「セフィロス。君の調べ物とは、ここで用が足りそうなのか?」
「……わからん」
「そうか。……ふむ、専門書ばかりだな。いつの物だろう」

タイトルを見たところで、研究者でもないセフィロスにはピンとこないのだろう。それでもライフストリームや古代種という単語、それと遺伝子や細胞に関連するものが多いようだと読み取れるだけマシで、さほど学のないザックスの方は背表紙を読むことさえどうやら諦めている。
何なら、今や医師の資格を持つヴィンセントの方が、専門書という存在には慣れているはずだった。近くの棚へ目を凝らすように顔を寄せたヴィンセントは、積もる埃に辟易して身体を後ずさりさせた。

「セフィロス、少しいいか」
「……なんだ」
「ここが神羅の研究施設だったとしても、状況からして今はもう使われていまい。恐らくここの本は既にデータベース化が済んでいて、神羅の本社では紙の本が必要ないから置いていかれたのではないだろうか。データがあるなら検索ができる分、本社に戻ってそちらを使った方が、調べ物は早く済むかもしれないぞ」

不意を突かれたような顔をするセフィロスに、ヴィンセントは苦笑して肩をすくめた。

飛び級スキップするのに何本論文を書かされたと思ってるんだ。データ化されていない資料を当たるのは大変なんだぞ」

これは事実だ。”ヴィンセント・ロックハート”は大学の卒業を間に合わせるにあたり、データ化された資料というものには足を向けて寝られないと思うほど世話になった。その便利さを知ってしまえば、かつての”ヴィンセント・ヴァレンタイン”がネットやデータベースなどには縁のない人間だったことは、もはや自分でも信じられない。
一般的に考えれば、ヴィンセントが言っていることの方が理に適ってはずだ。
しかしセフィロスは静かに首を振った。

「……いや。データベースは、使えない」
「部門が違うからか? となると面倒だな」
「なあセフィロス。そもそも何を調べたいんだ?」

ずっと暗い顔をしているセフィロスに向けて、ザックスがとうとう一石を投じた。
友人として最大限に協力しながら部外者の節度をも守ろうとしているヴィンセントが、セフィロスにそれを聞けないことを悟ったのだろう。ザックスは本質を見誤らない男だ。そして恐れない男でもある。

「部門が違うからっていうか、たぶんアンタ、会社にバレずに調べたいんだよな? でも俺もアンタもソルジャーだ、こーんな調べ物には向いてねぇよ。どうしてもここで調べたいなら、大人しくヴィンセントに白状して、手伝ってもらった方が絶対に良い。他言しないって、ヴィンセントは最初からそのために誓ってくれたんだろ!」
「…………」
「……セフィロス、無理せずとも」
「いーや! 俺のただの勘だけど、セフィロス、アンタ一人で悩んでもロクなことにならねぇよ!」

なだめようとしたヴィンセントを彼らしくもなく遮り、ザックスは叫んだ。
ザックスは真剣だ。真剣に、セフィロスを説得しようとしているのだ。ヴィンセントはまじまじと彼の顔を見直す。

「魔晄炉でアレを見て、アンタがどういう考えになったのかはわかんねぇ。でもアンタ、間違いなく良くない考えに取り憑かれてるぞ! 目標に辿り着くまでを何にも考えてねぇ作戦を上から寄越されて毎回イライラしてるアンタが、自分から同じことやってるようなもんだ。おかしくなってることにアンタ、自分で気づいてないのかよ!」

セフィロスが眼光鋭くザックスを睨んだ。

「お前には……わかるまい」
「アンタが何も言わないのにわかるわけねーよ! でもわかりたいから、こうして言葉にしてるんだろ!」

もう帰ってこない日々を思い出したのだろう、ザックスは痛みをこらえるように言った。

「なあそれ、ジェネシスとアンジールにならアンタ、話したか? アンタにとって俺たちが、ジェネシスやアンジールと違うのはわかってる。そりゃ俺は同じ1stといっても部下で、ヴィンセントは一般人だ。同じ扱いなんてできないだろうさ。それでも、俺たちから見ればアンタは上司とか英雄とか以上にトモダチなんだよ! アンタのトモダチだったジェネシスやアンジールと同じくらい、アンタの力になりたいと思ってるんだ。ヴィンセントもだろ?」
「……当然だ」

ヴィンセントも頷いた。何も知らないはずのザックスが、これほどまでに頼もしい。
”以前”のクラウドが、彼こそが真の英雄だったと力強く語っていたことも今なら腑に落ちる。
彼の在り方そのものが、人に光明を与えるのだ。

「ほらあ、こう言ってくれてる! だいたいアンタ自分に厳しすぎるんだよ! 法規上アンタに俺たちが事情を聞くことを許さなくたって、やりようはあるだろ! アンタの方から一言でいいんだ、助けてくれって素直に言ってくれれば、俺ら全力で応えるんだから!」

勢いと熱情には溢れたザックスの弁は、おそらく理論的には穴だらけだ。しかし、彼の言いたいことを彼は貫き通すだろうと、誰しもに納得させてしまうだけの不思議な力があった。
ザックスは決して友人を見捨てないだろう。”以前”の彼が、廃人同然のクラウドを守り通したように。
まだ苦々しくためらいを見せるセフィロスは、しかし先ほどまでに比べれば、まるで憑き物が落ちたかのような雰囲気だ。
それはヴィンセントにとっても、紛れもない光明だった。

「……オレは……全ては、話せない。それでもいいか」
「「勿論だ」ぜ!」

意図せず揃った答えに、ザックスが自らの胸をどんと叩く。
”以前”を知りながらも自力でできることのあまりの少なさに、ヴィンセントはずっと自分に失望していた。だが。
ほんの少しでも、流れは変えられたのだ。ティファやザックスからこうして得られた、存在しなかったはずの救けが、その証だった。
あまりの頼もしさに目が潤みそうになるのを、ヴィンセントは必死で抑え込んだ。

 

***

 

「オレが、知りたいのは……ここで、何が研究されていたかだ」
「ここで、か」

セフィロスが真に知りたいのは、自身があのモンスターのように造り出されたものであるか否かという問いの答えだ。
つまり彼は、この屋敷に見覚えがあると感じたことで、この地下研究室が自身の出生に関与していることをもはや確信しているのだ。この問いならば、自身の出生というセンシティブな部分に触れないまま、答えを得られる。
ヴィンセントは室内を見渡した。

「ふむ。まず……PCや記録媒体の類は、一見見当たらないようだな」
「まあ普通、引っ越すなら持ってくよなぁ」
「ああ。もしくはそれらがまだ一般的でなかった時期の施設なのかもしれない。資料としてこれだけ本を集めていたことからも、可能性は高い」

ザックスが感心したようにヴィンセントを見つめる。セフィロスでさえ呆気にとられたような顔だ。

「……今日のお前は、まるで探偵だな」
「魔晄炉で何があったかは知らんが、これほど動揺している者が目の前にいると、逆に頭が冷える。本来の君ならこの程度考えつくはずだ」

手厳しく返されたセフィロスが決まりわるく目を逸らした。半目のヴィンセントはフンと笑って、話を元に戻す。

「本は資料だろう。つまり研究内容と関連はあるが、そのものではない。だとしても研究の過程や結果は都度まとめなければならないのだから、何かしら出力されたものがあるとすれば――ファイルだな。書類か、それがファイリングされたもの、もしくは写真やノートだ。そういったものが見当たらなければ、ここの研究内容は全て移されたか、もしくは処分されたとみていいと思う」
「書類かファイルね。棚から出したやつ片付けなくてもいい?」
「構わん」
「いや、悪いができるだけ戻してくれ。私は君たちほど足元が見えていない、と思う」
「あー。むしろ出直して明かり持ってくる?」
「中身の精査にはどのみち必要だろうが……いや、この時間で見つかった分だけでも持ち出して、宿で調べた方がいいのではないか。長時間過ごすには環境が悪すぎるぞ」
「外出たら俺ら真っ白になってそう。あー、思い出したら腹減ったな」

切羽詰まった緊張感は確かに薄れていた。間違いなくザックスの功名だ。こんな場所にもかかわらず、普段の雑談のような気楽さを取り戻した会議の後、方針は決まった。
三人はそれぞれ室内に散っていった。

 

***

 

「なかったなー……」
「そうだな……」
「…………」

結論から言えば、三人の探索は徒労に終わった。ヴィンセントだけが、最初からその結果を知っていた。
なぜなら、ジェノバプロジェクトに関する宝条が残していった資料、ファイリングされた論文や覚え書き。ここにあったはずのそれらはほぼ全て、既にヴィンセントによって廃棄されていたのだから。

”以前”のDG騒動の後、WRO主導でここの資料と建物を完全に廃棄するプロジェクトが立ち上がり、ヴィンセントは現場を知る関係者として長らくそれに立ち会っていた。良い思い出とは言えない仕事だったが、そのために資料の大まかな配置と内容を覚えていたことは、本当に幸いだった。
”以前”のその記憶がなければ、この物量を選り分けることなど不可能だっただろう。元研究者でもなんでもないヴィンセントはその過程で、いっそすべて燃やしてしまおうかと何度も思ったものだ。だがこの屋敷に仕込んだ手段が失われたともし宝条に知られれば、奴は”以前”になかった別の手段を企てるかもしれない。今、宝条とその周囲の動向を知る手段を持たないヴィンセントとしては、それだけは避けたかった。
そしてミッドガルから帰ってきたのち、ヴィンセントは時間を作ってはここへ忍び込み、資料を選り分けては宝条の絡むそれらを跡形もなく破棄するという地道な作業に取り組んでいたのだ。
それらが報われたとみていいものだろうか。先延ばしにしただけとも言えるが、ひとまず今日という日は無事に凌いだのではないかと、ヴィンセントは安堵のため息をついた。

「……出るか」
「出よ出よ! 俺もう腹減って限界!」

寄りかかっていた施術台から勢いよくザックスが立ち上がり、セフィロスとヴィンセントをも引っ張り上げた。
専門外の作業と何も得られなかった落胆に、疲れ果てた身体を引きずるようにして、三人は暗い地下を後にする。

 

 

 

外はとうに日が暮れていた。ニブル山ではまず見られなかった美しい星空の下で、三人はいったん二手に別れた。
ソルジャー二人は埃まみれの姿を宿の主人に驚かれながらまずシャワーを使い、用意されていた夕食の席には家で着替えてきたヴィンセントも合流した。一般兵二人は既に終えていると聞かされて、夕食には遅すぎる時間だったことにようやく気付く始末だ。
夕食を終えたのち、セフィロスが使っている部屋へ有無を言わせず三人でなだれ込んだ。小さなテーブルに椅子は二つしかなかったので、セフィロスは仕方なくベッドへ座る。

「で、さあ。ヴィンセント。なんかわかった?」

コーヒーを手に、ザックスが無邪気に問う。ヴィンセントは半乾きの髪に手をやりながらため息をついた。

「少しは自分で考えたのか?」
「俺そーゆーの向いてない! 向いてる人がやるべきだと思いまーす!」

いっそ気持ちいいほどの態度で思考を放棄したザックスは、完全に聞くだけの体勢へと入っている。
これまで幾度もシミュレーションしてきた今日という日の、しかし想像だにしなかった状況に、ヴィンセントは無表情の下で運命というものを思った。
ヴィンセントが投げ入れた賽は、願い通りにあの時とは違う目を出した。だがそれが吉と出るか凶と出るかは、まだ誰にもわからない。
ベッドに座ったセフィロスもまた、じっとヴィンセントを見つめて聞く体勢にある。ザックスと違い己の考えはあるだろうが、それを明かす気はないように見えた。

「……言っておくが、全て根拠のない憶測だ。荒唐無稽だろうが、笑うのは最後にしてくれ」

ヴィンセントはひとつ息をつき、脚を組みなおした。

「君たちが魔晄炉で見たもの。それはおそらく、魔晄による生物実験の光景だと思う。たとえば魔晄を流し込まれた動物、モンスター……人間、のような」

ザックスの椅子ががたりと派手な音を立てた。セフィロスがより一層、痛いほどに張り詰めた雰囲気を帯びる。
ヴィンセントは二人それぞれに目をやったが、特に反応は示さず言葉を続けた。

「多量の魔晄は人体には有害だとされている。魔晄中毒という病名も存在するくらいだ。だが憶測ではあるが、魔晄によって強化されたと思しき新人類が近年存在を明らかにされたのも確かだ。他でもない君たち――ソルジャーのことだ。もちろん何の論文も発表などされてはいないが、共通する魔晄色の目を見れば、ある程度は間違いないことだろう。医療者界隈でも暗黙の了解とされている」

実際にはソルジャーに対する魔晄照射は、ジェノバ細胞の定着のためのものだが、ヴィンセントは一般論を述べるに留まる。
魔晄に適応することで身体能力を上げていたのはDG製のソルジャーたちだ。

「魔晄による非道な生物実験の様子を、同じ魔晄によって力を得たソルジャーに見せたとき――想定される反応とはどういったものだろうな。ある者は、自分もこれと同じかと絶望し無気力に陥るかもしれない。ある者は、こうならずに活動できている自分は随分マシだと思うかもしれない。ある者は、その存在自体を許せず全てを無に帰そうとするかもしれない。もしくは、生命を弄ぶという非道そのものに怒り、元凶を潰しに行くかもしれない。――ソルジャーと一口に言っても、性格は様々だ。思うことはみな違うだろう」

ヴィンセントは言葉を切り、二人のソルジャーを見つめた。碧と蒼。色合いの違う魔晄の瞳。

「私は、ソルジャー1st二人のその反応を見ることこそが、この任務の真の目的だったのではないかと思う」
「……任務の……目的?」
「魔晄炉の調査任務に技師抜きでソルジャー1st二人という構成は偏りすぎているだろう。それとも頂点たる1stとはそんなに暇なのか」
「ソンナコトハナイデス」

なぜか目を逸らし片言の早口で言い訳するザックスに、ヴィンセントはくすりと笑った。

「思っていたのだが、同じ光景を目撃したにしては、セフィロスとザックスの受けた衝撃にはずいぶん差があるように見える。性格的なものだと言ってしまえばそれまでだが、わざわざ二人揃えてきたことを考えると、君たちは比較対象として扱われているのではないか」
「比較対象?」
「セフィロスとザックスの違いがよくわかるように並べている、ということだ。そしてこれは当人たち同士にも当てはまる」

見た目も性格も似たところなどないが、今やたった二人の並び立つソルジャー1st。
だがその”性能差”は明らかだった。このままのザックスは、セフィロスと同じものにはなれない。

「セフィロス。君は神羅屋敷に見覚えがあると言って、隠されていた研究室を暴き、何かを調べようとしていた。一方ザックスは何もそんな心当たりなどなかった。つまり残った1stのうち、セフィロスだけがあの研究室と関連していた事実が、浮き彫りになったと言える。セフィロスは、ザックスとは何かしら出自が違うのだというその事実を突きつけられた」
「あ、確かに”お前にはわかるまい”って言われた!」

思わず叫んだザックスに、こくりとヴィンセントは頷いた。

「ザックスは深く考えていなかっただろうが、あのときジェネシスとアンジールを引き合いに出したのはなぜだ? おそらく無意識下でザックスも、自分とセフィロスとは何かが違うと、そしてジェネシスとアンジールはセフィロスと同じ側だったと、感じていたのではないだろうか。だがもう、”セフィロスと同じ”その二人はいない」

ザックスは驚愕に目を見開いている。セフィロスは――俯き、微かに震えているようだった。

「つまり……肝心の神羅側の理由はわからんが、セフィロス、この任務には君を自ら孤立化させるという目的があったのかもしれない。そう、私は思う。……どうだろうか。考えすぎだと、笑ってくれていいのだぞ」

 

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