※誤解を招かないよう先に書いておきますが、エアリスが料理下手なのではなく、焚火の調整が難しかっただけです。
SNSで、シエラとヴィンセントがソファに並んでお酒飲んでるイラストを拝見して書きました。
二人がひっそりと”シド仲間”であるというのを書ければ満足だったんですが、なんかいつの間にかヴィンセントの食育の話に……。なんで???
本当に書き始めはそんな感じだったので、後半で『君に勧む』や『VYアドベントカレンダー』のエピソードが絡んできたときは自分で書いておきながら「えっこれってそういうことだったの?」みたいな驚きがありました。常に勘で書いてるから、実際にやってみないとどう転ぶか本当にわからないんですよね。
なおヴィンセントに対して地味に食育を意識しているのはシドとシエラだけではなく、ユフィやティファやクラウドもそうです。特にユフィは『ユフィ・キサラギはデートしたい!』の甘味巻き上げ事件の負い目もあって、DC後頑張りました。なのでDC後であるヴィンユフィ物のヴィンセントは、好物はまだわからないなりにも「うまい」と発言できるようになっています。
●シド・ハイウインド
賑やかな飲み会が好きで、しょっちゅう「この日ついでに集まれねぇ?」みたいな企画出してくる人です。
ヴィンセントに関しては、旅の最中からちょこちょこと「コイツが割と普通にしてんのがそもそもおかしい」的な違和感を持っており、ヴィンセント本人がうまいこと隠している、もしくは自覚していない”壊れた”部分を気にしていました。
●ヴィンセント・ヴァレンタイン
職業柄で毒物判定訓練を受けていたりしたものの、改造されるまではごく普通の味覚をしていました。
改造された過程でおそらく倫理的に食べてはいけないものを食べてしまったり、眠りの合間の補給がろくでもないものだったりで、精神の防衛本能がそのあたりの感覚を切り捨ててしまった感じです。
「美味いか不味いかはわかる」というのは「一般的に見て食べ物として成功しているレベルか否かは判断できる」という意味です。本人の感覚としては美味いとも不味いとも思っていません。
ただ一般的な感覚や常識は知っているので、自分がどうやらおかしいことは一応わかっています。わかっているからといって自分ではどうするつもりもなかったあたりがヴィンセントなんですよね。自分のことは割とどうでもいいってやつ……。
シドやセブンスヘブンのちゃんとしたコーヒーは、(まだ無意識下ですが)好きなものの方に分類されています。
●シエラ・ハイウインド
7って縁の下の女性たちもだいたい女傑なのでね……。ヴィンセントからはその真の実力を高く評価されています。シドはシエラを信頼していますが、俺が守ってやりたい的な感情を含めどうしても自分が上位でありたいために目が曇りがち。
シエラ本人はけっこう天然なところもあり、押さえつけられたところであまり気にしていません(本能でのらりくらりと躱してしまうところがある) 今書いてて思いましたが、実はものすごくスパイ向きかもしれません……。
私の勝手な設定では、シエラは自己評価こそあまり高くないものの、料理が上手く、ヴィンセント並みにお酒に強く、あのシドよりも実は頑固で、最終的には必ず自分のやりたいことを通します。相手が自覚していない心の底までを見抜くかのような相対し方は少しエアリスにも似ている、とヴィンセントは思っています。
●一か月後
シドは自宅のソファでシエラとヴィンセントに挟まれて、自分越しに褒め殺しと文句の応酬をされるという拷問に遭いました。かわいそうですね。
