何度かネタを呟いていた気がする「オメガに突っ込んだ際爆散したために純粋に質量が足りず、とりあえず子供の姿で再生されるヴィンセント」の話です。
改めて説明するとなんだかグロい気がするんですけど、その時はカオス体だったので別に肉片が降り注いだりはしていません。
●ヴィンセント・ヴァレンタイン
推しを美少女にしたかったので美少女にしました。この話を書いた動機は本当にそれだけです。
以下ものすごーーーくどうでもいい設定を語ると、ヴィンセントはDCでちゃんと仕事を果たしたので、カオス(と星)としてもそれに報いるつもりがあり、生かして世界へ帰されることは決定していました。ただしうっかり爆散しちゃったため、27歳男性の身体を再現するには素材が足りなかったといいますか……。タイトルはこの辺からつけました。身体を構成する素材のどこまでが元ヴィンセントだったら、ヴィンセントとして成立するんでしょうね? この話における正解は「魂が全部ヴィンセントなので存在強度的には問題なくヴィンセントなんだけど、とってつけた雑な素材で修復すると身体のポテンシャルが下がって結果的に存在を維持できなくなる」です。魔獣とカオスに耐えられているのは、ヴィンセントの身体が元々高スペックだからなんですよね。
カオスのおすすめはどこかのライフストリーム豊富な静かな土地でゆっくり眠って、素材の備蓄量を増やしてからおもむろに生き返れってプランだったんですけど、ヴィンセント本人がそれに反対したためこうなりました。。カオス(ウェポン)や星の尺度で計られた計画にのるとあっという間に10年とか100年とか経ちかねないからです。ウラシマ効果みたいな……。
ヴィンセントが生きる(命を賭してでも世界を守る)ことを選んだのは世界に大事な人たちが生きているからなのに、帰還したら知り合いが寿命で大半死んだ後とかになるのは勘弁してくれなわけですよ。ヴィンセントはああ見えて仲間たちのことをすごく愛しています。彼らには幸せでいてほしいので、自分の生き死にとかのことを気にしてほしくないと思っており、そこんところがちょっとずれてるんですよね。その幸せの輪にはお前も入ってるんだが???
なのでヴィンセントは「身体が足りなくても今すぐ帰る」と主張して生き返った後、発生するだろう怒られに気付いて気が重くなり、迎えに来たシドは何も説明されていないのにもかかわらず小さいヴィンセントを見ただけで全てを察し、予想の通りにめちゃくちゃ怒って、ああなりました。
●シド・ハイウインド
この察しの良さは今までの付き合いの賜物です。
原因について、本当にヴィンセントが何も知らないのなら開口一番に恥ずかしがりながら「知らん!私が聞きたい!」とか叫ぶだろうところで憮然とだんまりを決め込んでいたため、違和感から驚異的な速度で核心にたどり着きました。
その核心に迫ったのはシドだけだったので、いったん心にしまっておいて二人きりのときにこんこんとお説教することもできたんですが、ヴィンセントのやらかしに本気で怒っていたのでわざわざこうして全員にバラしました。シドはヴィンセントが怒られることを恐れているのであり、自分が爆散する選択自体は特に悪いともおかしいとも思っていないことに、気付いているからです。(この辺がヴィンセントの「人間的な欠陥」)
シドはたぶんこの後ヴィンセントをエッジには連れて行かず、自宅で引き取ります。なおヴィンセントは食って寝て質量を増やせばそのうち戻る(ある日起きたら突然数年分育っている)ので、この話の続きはただただ「夫婦のおうちに引きこもり居候する羽目になったいたたまれないヴィンセントのめちゃくちゃ平和な三か月」とかになります。
家の中でバカでかいケルベロスをわざわざ持ち歩くなと言われた次の日に、突然でかいドーベルマンが現れてボディガードよろしくヴィンセントに常について回るシーンが見たいです。よろしくお願いします。
●その他の仲間たち
付き合いの短いシェルクはともかくとして、他の仲間たちはそのうち気付いたんじゃないかと思っています。シドのひらめき速度が驚異的だっただけです。
ケット・シーが顕著ですが、ヴィンセントのやたらと愛らしい見た目に多分に誤魔化されています。もうちょっと育てば印象も変わってくるんですけどね……(ちゃんと男に見えるようになる)
