ケット・シーがどういう定義の存在なのかとぼんやり考えていたら思いついた話です。
私は基本的にヴィンセントが絡まない話を書く気にならないので、なんかこうなりました。
●(あくまで私の)ケット・シーの設定
前提としてケット・シーはリーブに作られたものですが決してリーブではなく、しかしリーブの精神性をいくらか受け継いだ“何か”です。リーブと“接続”する能力が備わっているため実質分身のような扱いですが、リーブはケットの思考を共有し視界をジャックし身体を好きに動かすことすらできるのに対し、ケットからリーブに対してはテレパス的なノータイム通話ができる程度です。ただ精神性を受け継いでいるので、基本的には同じ考え方をします。
ケット・シーの自意識としては、まず自分はかわいいネコのぬいぐるみであり、リーブの忠実なサーヴァントです。DCでリーブが操っていた自分の身代わり人形(うろ覚え)は、ケット・シーのようには人格が付与されておらず、リーブが“接続”して遠隔操作しているだけだと思っています。インスパイアという異能にはどうやら能力行使した対象をまるで生きているかのように見せる効果があるらしく、少なくとも操っている間は人形には見えません。これはケットも同じで、インスパイアが完全に切れた(=死んだ)ケット・シーは、生き生きと動いていたケット・シーと同じものにはまず見えません。それをモデルにした公式発売のぬいぐるみかな?くらいのクオリティに見えるんですが、実のところは最初からずっとその見た目です。
ケット・シー以外に、インスパイアで人格のある無機物はおそらく出てきていないので、もしかしたらあのぬいぐるみ(多少バリエーションがあっても少なくともケット・シーだとは認識されるもの)じゃないと人格付与ができない制限でもあるのかもしれません。どこかでそういう設定のすごく完成度の高いリーブの捏造過去話を拝見したことがあるので、ここは影響を受けたかもしれませんね。
●小動物に嫌われるヴィンセント
原因は、リミット技たる4体の異形の気配を感じ取られてしまうためです。
『お祭りデートのすゝめ』で猫に秒で懐かれるヴィンセントを書いてしまっているので(あとかわいそうなので)これはあくまでIFということになりました。
ヴィンセント自身が小動物を好きな度合いはおそらく人並みだと思います。ただああも逃げられると、自分がヒトでないことを改めて実感しショックを受けてしまうもので、それに気づくほど近しい人間たちからはかなりの動物好きだと思われてしまっています。
マリンが最初から猫を見に行こうと誘っていたなら、うまいこと断っていたんでしょうね。かわいそうですね。
●マリンとデート
マリンとヴィンセントの組み合わせが大好きです……。いっぱいデートして欲しい。
あの赤マントでデートをさせる是非について悩んだんですが、ヴィンセントをデートのために着替えさせるターンを入れられなかったので、最初から服装の描写をしないことにしました。グローブはしてますが、赤マントなのか私服なのかは読んだ方のご想像にお任せします。
●くしゃみ
ケットの噂をしてリーブがくしゃみをしていたらこいつらは同一人物(かつ主の人格がリーブ)、別だったら別の魂かなというヴィンセントのふわっとした思いつきでしたが、マリンのエスコートに意識を持っていかれたので雲散霧消しました。
●タイトル
ヴィンセントがケット・シーを猫ではないと言うのは、猫と呼ぶにはケット・シーが人間に献身的すぎるからです。そもそも存在理由がサーヴァントなのでそこは仕方がないんですけど。
ヴィンセントが昔飼っていた猫はかなり奔放で人を何とも思っていない性格だったんでしょう。
