誕生日更新をしようという予定はなかったんですが、10/13になったとたん、お誕生日おめでとうの作品がいっぱい公開されたことが嬉しくて当日に書きました。
こんな日が再び巡ってくるとは……。
●「生きててよかったね」
普段何も考えずに書いている私としては珍しく、個人的なテーマがありました。
PTと合流したあたりのヴィンセントは”もう死にたかったけど死にきれなかった(生は罰)”状態で、旅の途中または終わりに盾となって死ねたらそれがいいくらいの考えだったと思っています。
エアリスが死んだときはまた後悔を積み重ねたんでしょうね。
そして旅が終わり、メテオで被害を受けても復興に向けて動き出す人々の力を見て、どうせ死ねないのならその力を生かす方向へと徐々に考え方が変わっていき、DCではルクレツィアに生かされたという事実を知って、自分が生きていることに対し「ありがとう」と言えるまでになりました。その変化は辛い目に遭っても頑張って生きてきたからこそ成しえたことで、結果DC後には幸せを掴んでほしいな……という願望を形にしたものが私のヴィンユフィです。
つまるところ、シドのセリフが私の言いたかったことの全てです。
この「生きててよかったね」のニュアンス元は、おがきちか先生の『エビアンワンダー』という漫画のラスト付近の同じセリフです。
間違いのない名作なので、よかったら読んでみてください。
●運命の女
そしてこの「運命の女」もニュアンス元があります。ネタバレになりそうなのでタイトルは伏せますが、とある漫画で「いつか運命の女に出会うだろう」と予言された男が主人公(女)を助けて命を落とす寸前に「そういえば(運命の女と)結ばれるとは言われてなかったな」と気付くエピソードです。
ヴィンセントはルクレツィアとは結ばれませんでしたが、それでも彼女は間違いなくヴィンセントの運命を定めた女性でした。そして私の書く世界線では、DC後にカオスが失われたことによってその手からヴィンセントを放しています。
ヴィンセントが彼女を忘れることはあり得ませんが、ユフィはそれをまるごと愛していますし、ヴィンセントを生かしてくれたルクレツィアには感謝しています。もう一人の「運命の女」であるユフィは、死者には勝てないが生きてる限りチャンスをモノにして積み重ねていくことはできるというスタンスです。
●結婚を前提に
まさかこんな発表の仕方をされるとは思ってもいなかったヴィンセントが卒倒しかかっています。かわいそうですね。
このシーンは随分前に思いついてメモ書きされていたものです。
ヴィンセントがユフィとお付き合いするにあたり最初から婿入りを前提にしていたというネタは、アドベントカレンダーのおでんの話にあります。正直あのおでんのお題がこんな大事な話になるなんて、思ってもいませんでした……。
どっかで書いたような気もするんですが、このVY世界線の行く末としてはユフィがウータイで総領を継ぎ、ヴィンセントは夫としてその補佐につき、子供は五人くらいつくって幸せに暮らして寿命で死ぬ予定です。なお見た目はヴィンセントそっくりの末の娘ちゃんが異能持ちです。
●今は亡き仲間の名
「いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから思い出してください(FFX)」です。
この話のテーマは「生きててよかったね」ですが、その生は死んだ者たちの上にあることもまた忘れてはならないと思っています。
